クローゼットの中にある唯一の加工物のジーンズを、いま手放そうとしている。
メルカリにも出品したし、あとはいつ売れるかなってところ。
デザインやシルエットも気に入っていたし、一時は出場機会も多かった。
でも最初、手に取った時から、人の手が入った色落ち具合がずっと引っかかっていたのは正直なところ。
履いてないわけではないし、「持っててもいっか」って感じで、1.5軍の位置付けでラックに掛かっていた。
前職の時、ヴィンテージ好きの同僚から「そのジーンズ、良い色落ちしてますね」と言われた。
たしかに、それなりに支持されているブランドのもだったし、精巧に再現されているのかもなぁ。なんて思った記憶がある。
実は、もう一本あったジーンズを2ヶ月前に手放した。
同じような理由で所有していたけど、そっちの方はもっと加工の感じがしっくりこず、手に取る機会も減っていた。ただ、なくなって一度も後悔することはなかった。
改めて、自分は「完成された変化」より「自分が使うことで生まれる変化」に惹かれるらしい。
ガシガシ履いて色落ちを楽しむ「ザ・経年変化」っていうのも、っぽくない。
生地が変化していく過程を味わいながら、ゆっくりと楽しむ方が自分らしいよなぁ。
そんなこんなで、自分のクローゼットから加工物のジーンズが姿を消そうとしてる。

