妻の一言が刺さったまま生きていく

クローゼットに収納されたたくさんの服

10年以上前、洋服ばかりに散財する僕に、妻からの痛烈な一言。

「洋服は助けてくれないよ!」

その言葉が胸に刺さったまま抜けない。40代を過ぎた今も、なんとかお金を工面して、欲しい服を手にいれようと自分がまだここにいる。

いやっ、そうすることしかできなかった。

僕は、人一倍感受性が強く、周りの感情や社会の空気に影響されやすい。ありのままの自分で社会に出るのは皮膚がない状態で外を歩くようなものだ。痛くて痛くて仕方ない。

だから「理想の服」という頑丈な鎧を纏うことで、なんとか自分を保っていられる。


「洋服は財布を助けてくれなかったけど、自分の心は救ってくれたんだよ。」って。
いまだに、妻にはまだ言えていない。

言える日が来るのか、正直わからない。
いつか、ちゃんと伝えられれば良いけどなぁ。

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