そういえば、最近洋服についてあんまり触れていないなぁ。お洒落をして出掛けることすらしていない。『洋服偏愛日記』というサイトをやってるのに。これじゃ「フクフク詐欺だ!」と言われても仕方ない。あえてそうしているなんてことは一切ない。ただ洋服以外で、自分を満たせる術を知ってしまったからかもしれないなぁ。
そもそも僕にとって洋服は、自分を防御する鎧のようなもの。これまで、他人の目や会社の評価に怯えながら働く中で、自分らしさを表現できる唯一の手段だったんだよなぁ。今は戦いを終えて戦闘体制じゃなくなったから、身を守る必要もなくなった。
そして今、心を殺して働いていた2ヶ月前とは、まるで違う気持ちで日々過ごしている。戦場での傷をゆっくりと癒しながら、自分にできることをひとつずつ積み上げている最中だ。自分らしく生きられず、八方塞がりだった戦渦の自分の姿が嘘みたい。以前は、服で着飾って「自分はこんな人間だよ!」「こんなおしゃれができるんだ!」って感じで、着飾るアピールしないと自分を保てなかった。でも今は、裸のままの自分でも、ちゃんと呼吸ができるようになってきたんだと思う。
だからと言って、もう自分には洋服が不要だと言いたい訳ではない。新たなフェーズに入っただけなんだとおもう。洋服が自分を守るための役割から、自己表現をして人生を楽しむものになりつつあるのかもしれないなぁ。
これまで洋服を通して自分の本質を知れたし、自分と向き合うたくさんのきっかけをくれた。今はまだ、クローゼットの扉を開けて、そこにお気に入りの色や形が並んでいるのを確認するだけで、不思議と心が落ち着く。無理に着こなそうとしなくても、彼らはそこにいてくれる。それだけで十分だ。
さぁ、次の週末は何を着ようかなぁ。
洋服で武装しなくても生きていけるかも
当ページのリンクには広告が含まれています。

