10歳の息子に「ごめんね」と「ありがとう」を込めて

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海岸沿いで海に向かって石を投げる子供

「気を遣わせてごめんね。」10歳の息子が無性に愛おしくなり、ついそう声を掛けてあげたくなった。
僕と妻は、現在終わりの見えない冷戦中。息子はその間に挟まれ、それぞれの言い分や愚痴を聞く中間管理職みたいな立場を取り持ってくれている。子供にそんな負担をかけるのは、親として最低だなぁとも思っている。そんな状態に申し訳なさを感じながらも、妻と仲直りする気にはなれない。

なぜなら、今の妻には絶対に理解できない道へと僕が進もうとしているから。それは会社に縛られず、自分の力で生きていくこと。社会に適合できなかった自分にはその方法しか残っていないし、それがベストだと確信している。

何よりも「正しさ」を大切にする彼女からしたら、まともに働かずにいる夫と、それによって犠牲を被っている今の状況が断じて許せないのだろう。でも残念ながら、社会のルールとか正しさに従って生きていくのがもうできないことに気付いてしまった。人の目ばかり気にしていた父親が、自分らしく生き直していく。その背中を通して、息子に何かを伝えていければいいなぁ。……あと妻にも。

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