なんだこの胸の高鳴りは!現在、木曜日の朝8時半。思いがけないタイミングで突如出てきたドキドキで思わずこの日記を書いている。昨晩、自分の至らなさでいつもの自己否定を引きずったまま朝を迎えたはずだった。そのことに向き合うための肩慣らしをしていた。ちょっとその前に、届いたばかりの松浦弥太郎氏の『エッセイストのように生きる』の冒頭だけ読んでみようと手に取った。自分の中の感情探知機がピピピピッー!と反応した。超感覚派の自分のレーダーは、たまにだけどとんでもない勢いでけたたましく反応する。
自分の感情の中に深く深く潜っているとき、僕は心から「幸せだなぁ。」「満たされているなぁ」と感じる。この本の冒頭でその感覚を実感できた時にレーダーが発動したんだろう。フワッと幸せとドキドキした高揚感が合わさって、言葉にはならない気持ちになった。まだ冒頭しか読んでないから、読み進めていくうちにまったく違う感想を抱くかもしれない。でも、心地良い空気感を感じながら読み進められることへの期待に胸が躍っている。いまは自分がどう生きたいか、どうありたいかを知るための大切なヒントを見つけられた気がするからそれで十分。
著者との出会いは、先週、何気なく立ち寄った近くの図書館で見つけた雑誌のエッセイ。恥ずかしながらエッセイストがどんな仕事なのかもまだよく知らない。でもなんか無性に興味がある。ひょっとしたらエッセイストに興味があるというよりも松浦さんの生き方や考え方、物事の捉え方、言葉選びに惹かれているのかもしれない。
肩書きなどはどうだっていい。ただ自分だけの聖域にいるような心地良い感覚に浸っていたいだけ。「幸せだなぁ」なんて感覚。これまで社会や会社に、がんじがらめになって生きてた時には味わうことができなかった。自分が自分のままでいていいんだということの大切さ。こんなことを感じられる生き方や働き方ができたら毎日どんなに幸せだろうなぁ。
「幸せだなぁ。」社会から逃げた僕が自分の聖域を見つけた朝
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