もうインプットに逃げない。一歩踏み出して外の世界へ

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voicyを聴いた時間と日数が記載されたデータ画像

これまで僕は『自分と向き合うこと』に、どれだけ途方もないほどの時間を費やしてきただろう。家族の時間よりも自分との時間を大切にしてしまい、妻や息子から非難されることもあった。それでも、YouTubeやvoicyを観たり聴いたり、本を読んだりして、常に何かを取り込もうとしていた。よく言えば夢中だった。悪く言えば、何かに縋ってインプットすることに必死だったのかもしれない。とは言え、voicyの視聴時間が266時間で、全体の上位5%に入る(2年連続)のデータを見ると、客観的に自分と向き合うことをいかに大切にしているのを実感できた。

同時に、インプット量に対して変われていない自分に嫌悪感も抱いた。きっと、このまま今の習慣化されたインプットを続けていても、何も変われないんじゃないかと不安になった。会社員時代の「副業をして今の環境を変えなければ」と思いながらも、行動できずに同じ場所に居座り続けた時と似たような感覚。

結局、インプットばかりして外向きの行動をしない限り、良くも悪くも状況が変わることはないだろう。変わらない現状に心が「NO!」と叫んでいるなら、恐くて恐くて膝がガクガク震えていても一歩踏み出すしかない。もちろん内向きにベクトルを向けて自分を愛してあげるのも大事。ジャーナリングを含め、自分と向き合えていることが最も大切な時間なのは重々承知している。

ただ、現状維持では未来は変わらない。だからこそ、自分の内側に溜め込んだ言葉を、外の世界へ放つ練習を始めようと思う。震える膝を手で押さえながら、今日から少しずつ。

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