『春よ、来ないで』

畳んで重ねられた冬物の洋服を撮影した様子

コソコソ、コソコソ。まるでコソ泥みたいな自分。
休職中の身であることに後ろめたさを感じて、人の目を気にしながらコソコソと暮らしている。

たしか、仕事を辞めた過去2回の空白期間にも同じことしてたなぁ。元から人目を気にするタイプだけど、この期間はいつにも増してコソコソに拍車がかかる。

一社目を辞めた時は実家にいながらコソコソ。近所の人に見られたくないけど、タバコは吸いたい。そんな時は、隣の人が出かけたのを見計らって、隠れてコソコソ吸っていた。二社目は、復職するまでの期間が長かったこともあり、ロングでコソコソするのがしんどかった。

結局、20代の頃からやっていること変わらないやん。休職中のコソコソから、他人の目を気にして生きていることを痛感する。

なんで、こうも堂々と自分らしく生きられないんだろう。ちゃんとしていない自分には価値がない。そんな思い込みに支配されているからだろうなぁ。


ふと気付けば、いつの間にか2月も半ば。 冬が終盤に差し掛かり、僕の嫌いな季節がもうそこまで来ている。『春よ、来い』なんてユーミンの曲もあったけど、今の僕には「頼むから来ないでくれ」という真逆の心境だ。

なるべく自分の存在を隠し通したい現状では、季節の移ろいすら素直に喜べない。
春になると、街も人も、急に活動的になる。あちこちに人の気配が溢れ出すと、僕のコソコソは途端に難易度が上がってしまう。

近所の人と出くわすのが嫌で、春が来るのを拒んでいるなんて。自分でもどうかしているよなぁ、とは思うけれど。

叶うなら自分だって、できればコソコソなんかしたくない。息苦しくて仕方ないし。
別に、堂々と胸を張って生きたいとまでは言わないから、もう少しだけ自然体な自分でいられるようになりたいな。

でもコソコソするのも含めて、自分なのかもなぁ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次