歯磨きと息子とスキンシップ

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並んで掛けられた3人分の歯ブラシ

「自分の舌ってピンク色でこんなに綺麗だったっけ?」ふと鏡を見て思った。

僕の小学4年生の息子はいまだに歯磨きをねだってくる。可愛いから毎晩磨いてやっているのだが、ある時から「パパ口が臭い!」と言われるようになった。とてもハートがデリケートな自分は、おかげで口臭がコンプレックスになり、四六時中マスクが手放せなくなった。

「なんでいつもマスクしているんですか?」と職場で聞かれる度に、「自分の顔に自信がないから」とよく分からない返答をして誤魔化してきた。質問してきた相手も、なんだか煮え切らなさそうだったなぁ。もちろん、息子のように、「口が臭い!」とは、大人が面と向かって言えるはずもない。臭いと思っても言えないのなら、「相当失礼なことをしているのでは」と気にしてしまい、ずっとマスク生活を続けていた。

しかし、人のこと欠点をズバッと言ってしまう息子も正直者だけど、自分の舌もそれに負けないくらい正直だよなぁ。
心は誤魔化せても、体は嘘をつけなかったらしい。たしかに、その頃の僕の舌は専用ブラシでいくら磨いても、白くこびり付いた舌苔(ゼッタイ)がビッシリと付着したままだった。

そんな舌苔まみれの舌が、今では本来ピンクの状態になっている。舌苔の主な原因は、口内環境の悪化やケア不足、生活習慣(ストレス・偏った食事など)にあるらしい。あの時の僕は、知らぬ間に適応障害になる程追い込まれていた。そう考えると原因は明らか。今はその環境から離れて、本来の自分を取り戻しつつある。自分の舌が心身の状態の良さを物語っているんだなぁ。

どおりで最近、息子から口が臭いと言われてないわけだ。いやっ、ちょっと待てよ。最近、息子は電動歯ブラシを買ったから自分で歯を磨いているだけか……それはそれでなんか寂しい気もする。息子が離れていくのは、僕が回復したことの代償なのだろうか。まぁ、いいや……また今度、適当に理由を作って磨いてあげようかなぁ。

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