僕が補充されてないボディソープに苛立つ理由

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窓際のボディーソープの入ったボトルとスポンジが置かれた様子

普段、自分が何気なく感じているストレスの根っこにあったのが、いつもの無価値感だった。日常の些細な出来事が、これほど根深い恐れに直結しているとは思いもしなかった。僕は、使い切った日用品が補充されずに放置されることに、強い嫌悪感を抱く。「次の人が困るだろ!」「気が利かないな!」と、つい声を荒げたくなることがよくある。妻には怖くてつい言葉を飲み込んでしまう。

ただ、自分がスムーズに使えないことへのストレスや、気付いているのに対処しないのが嫌だとてっきり思っていた。でも本当は、「自分が大切にされていない」とか「見捨てられている」といった根源的な恐れがあったことに気付いた。

早めに買い換える人、無くなってからでもいいと考える人、感覚は人それぞれ。「忙しかったから補充するの忘れた」って感じで、やろうとしたけどできなかった場合もある。まさか、僕が自分自身の価値と結びつけているなんて知らずに。

この問題、「気になるなら早めに補充してほしい」と相手に伝えれば済む話。でも、気にしいの自分は上手にそれが伝えれられない。自分の価値を否定されたと思いたくないので、今日もせっせと早めにボディソープを補充している。相手に「僕のことを大切にしてよ」と期待するより、自分が自分のための快適な環境を作ってあげればいい。今の自分が
できることは、誰かのためじゃなく、自分のために日用品を補充することなのだ。

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