革靴の足音がうるさく感じた日

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革靴を履いた片足を上から見下ろす様子

自宅から最寄り駅まで約10分。僕にとってその道のりは、その5倍ほどに感じる。
なぜなら、近所の人に見られないように、歩いて駅に向かうというミッションがあるからだ。

毎月通っている心療内科には電車を使うしかない。
仕事をしていない自分にとって、真昼間から近所を闊歩するのは、裸で歩いているようなものである。自分で勝手に作った試練だけど、並大抵の精神力じゃクリアできない。

近所の人とすれ違うかもしれない30〜40秒ほどのために、なるべく主張の少ない服装をする。自己表現したい気持ちもあるから、最低限のこだわりは残しつつ。

昨日は、選んだ革靴がマズかった。歩くたびに「コトン、コトン」と静かな昼下がりの近所中に鳴り響く。どう歩き方を工夫しても止められなかった。

なんとかミッションを終えた後、ふと「オレ、何やってるんだろう」と、虚しくなる。
にしても、人の目を過剰に気にしすぎだよなぁ。どんなけ生きづらいねん……。

自分は、普通でいないといけないのかなぁ。
ありのままじゃ価値がないのかな。

自分で自分を生きにくくしているのはわかっている。
でもそんな自分の取り扱い方はいつまで経ってもわからない。だから歳を取ってもずっと苦しいまま。

どうしたら生きやすくなるんだろうなぁ。

今は、ここに書き記すことしかできない。











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