そりゃあ、馬鹿正直に生きてたら限界がくるって

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人とは違うことで個性を表現したい僕に対して、妻は「それ変だからやめとき!」と容赦なく、バッサリ斬りつけてくる。か弱い僕の心は強がっても、本当は傷ついてしまっている。でも世間ってそんなものなのかもなぁ。目立った発言や見た目の人を、ネットやSNSで叩きまくる風潮があるし。家庭内でそれが起きているってことか。

そう感じるからこそ、ありのままの自分を貫けている人がカッコよくて仕方ない。どうしたら他人の目が気にならないの?と、謎は深まるばかり。保守的な家庭で育ってきたせいか、僕の「こうしたい!」が、いつもの間にか逸れていって、世間体や誰かの常識になってしまっている気がする。それっておかしいよなぁ……無視できず、ずっと心の中に違和感を抱きながらも、いつもの場所に戻ってしまう。

もう何度も何度、何百回、何千回「変だよなぁ。」繰り返してきた。そしていつの間にか、それ当たり前になってその状態が普通だと錯覚しそうになっている。それでも認めたくない違和感を頼りに、自分なりに歯を食いしばって食い止めてきた。

40歳を過ぎても、納得がいかない当たり前に抵抗し続けている。「だっておかしいもん!なんで他人に人の自由を止める権利があるの?」他人を目や評価を気にして自分を無視してきた人生を振り返ったら、なんか涙が出てきた。もっと強い自分がいれば、そんな他人の言葉は跳ね返せたのかもしれない。でも跳ね返すのが恐かったし、面倒だし、疲れるし。でもやっぱり、自分の人生の主導権は自分で持っていたいから、よそ者の言葉をなんてしなやかに受け流しながら自分に正直に生きていきたい。

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