今日は朝からやけにいい気分。休職期間中でもこんな気持ちになれるのは、自分と向き合える時間と家族がそっと見守ってくれているから(たぶん)だと思う。毎朝、自分と向き合う中で目の前のモヤが取れかけて、進みたい道がはっきりしてきている。
これまでどの会社でも、「ここは自分の居場所じゃない」と感じながら働いてきた。好きなはずの洋服に携わっても、自分らしさを求めて始めたWEBライターにしても、ずっと満たされず働いてきた。
はっきりとしない理想ばかりが大きくなって、何者にもなれない自分に苛立ち、悲観する毎日。そんな時に、下されたのが適応障害による強制終了の通告。自分じゃない自分に気付きながらも、ごまかしごまかしやってきたんだもん。20年近くも他人の顔色ばかり気にして嘘でグルグルに縛りつけられた自分が、ついに悲鳴をあげたんだろう。そりゃあ、そうなるさ。
「適応障害」という病名が付いた時、まさか自分がという驚きと同時に、「正直チャンスではないのかい?」という、恥ずかしながらズル賢い考えがよぎった。これを機に時間をかけてじっくり自分と向き合える思ったから。これまで現状を変えようと、在職中副業をしたり、50万円もするオンライン講座も受けたりして。(思い切ったな自分!)焦って、次のステップに進もうとしていたけどうまくいかなかった。そんな時に下された適応障害の診断は、自分の現状を変える良いきっかけになると思えたのだ。
休職中の現在、働きながらじゃ気づけなかったことにたくさん向き合えている。社会的に見れば仕事していない今の自分はちゃんとしていない人間にうつるかもしれない。でもこの期間が自分にとって意味のある時間であることは確信を持てている。だから不思議と自分を責めるようなことをしない。どんな自分でも「まっいっか!」で許してあげる前向きな発想に転換できるようになっている。無駄なことなんて一つもないんだなぁ。
適応障害の診断に救われた自分
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