手垢まみれの自分のフィルター

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壁に飾られたアーセナルのユニフォーム

小学4年生の息子が、某海外サッカーチームのユニフォームを購入する時、なぜかアウェー用のユニフォームを選んだ。

自分なら絶対ホーム用を選ぶ。それが当たり前だと思っていた。
僕は、一見どこのチームかわからないデザインのものを買うなんて、にわかに信じられない。思わず「本当にそれでいいの?」と、彼の決断を疑ってしまっている自分がいた。

息子がアウェー用ユニフォームを選んだ理由、それは、単純にそっちの方がかっこいいから。

それでいいんだよなぁ。
いつの間にか、自分が先入観まみれの大人になっていたことに気付かされる。誰かが決めた「こうあるべき」のフィルターを通して、物事を捉えてしまっていたのだ。

自分の心に従って選択すること。
息子のように、僕も昔は自然にできていたんだろうけど、いつの間にか、それができなくなってしまっていた。

人生がクソつまらないのは、そのせいか。

息子に勉強になったわ!と伝えたら「なんのこと?」って、ちょっと気持ち悪がられた。
「そのままでいてね」って、心の中でそう呟いた。

手垢の付きまくった自分のフィルターを取り外したら、人生を肯定できるようになるのかな。
そんなことに興味が湧いてきた。

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